健康情報

かくれ脱水症に注意!

冬の脱水症は、空気の乾燥により水分が体からじわじわと失われることで起こります。
また、発熱や下痢を伴う感染症も体内の水分を不足させやすいです。
寒いと水分補給が減りがちになってしまいます。夏などと同じようにこまめに水分を摂るようにこころがけましょう!

<かくれ脱水症の予防&対処法>
●部屋の乾燥を防ぐ
室内が乾燥しないよう、できれば湿度計を設置し、50~60%の湿度を保てるようにしましょう。加湿器がなくても、ちょっとした工夫でも乾燥は防げます。

・加湿器を置く
・換気をする
・バケツに水をはり、タオルを半分つけておく
・洗濯物を干す
・石油ストーブにはヤカンをかける

●飲み物や食べ物でこまめに水分補給
喉が渇いていなくても、意識してこまめに水分補給するようにしましょう。

・3度の食事やおやつのタイミング
・朝起きた時、夜寝る前、トイレに起きた時
・水分や電解質が豊富な食べ物を食べるよう心がけましょう。(ほうれん草や小松菜などの緑黄色野菜、みかんやりんごなどの季節の果物)

<高齢者は要注意>

高齢者は、とくに飲み物や食事量が減りがちです。喉の渇きを自覚しにくいことから、かくれ脱水症になりやすいと言われています。部屋の乾燥を防ぎ、こまめな水分補給を意識して、かくれ脱水症にならないよう充分注意しましょう。